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Sonaer(ソニア)(超音波スプレーノズル)

【Sonaer】超音波スプレーノズルによる事例 (2)

超音波スプレーノズル

【Sonaer】超音波スプレーノズルによる事例 (2)
先日の超音波スプレーノズルの事例 (1)は如何でしたか?
参考になりましたか?医療系のお話だったので、機械要素等の分野に携わる方はピンと来なかったかも知れません。
そこで今回は、ここ最近で弊社内でホットな話でもある燃料電池に関わる事例をご紹介したいと思います。
注:弊社ではソニア社製及びソノシス社製の両商品の超音波スプレーノズルを取り扱っています。
両商品とも燃料電池の研究、開発等で使用実績が御座います。
お含みおき願えれば幸いです。

事例 (2)燃料電池
燃料電池はアノード(燃料を酸化して陽子/水素カチオンと電子に変更)とカソード(水素カチオンと酸素を水に変換)の両
方に触媒が使われています。
しかし、その多くは貴金属やナノカーボンなど原材料としています。
ドープされたカーボンナノチューブやコアシェル型の金属ナノ粒子や複合ナノ粒子がその一例です。
このような触媒材料は、まずは合成された後、燃料電池に使用するために電極や膜の表面にコーティングする必要があります。
触媒のコーティングを必要としない固体酸化物型燃料電池 (SOFC)も注目されています。
超音波スプレーノズルは、化学気相成長法や噴霧熱分解法による燃料電池触媒ナノ材料の合成に使用出来ます。
また、お客様の目的に合わせた燃料電池触媒合成用の AACVD 及び噴霧熱分解システムを特注で提供可能です。
また、電極や膜の基盤に触媒材料をコーティングする為にも使用出来ます。
合成の結果、或いは合成後に触媒粒子が浮遊して『インク』となります。
燃料電池に使用する為には、適切なコーティングをする必要があります。
製超音波スプレーノズルを使用したロボットコーティングシステムは、このような基盤上に触媒フィルムや層を正確に且つ
精密にそして均一にコーティングする事が出来ます。
オーバースプレーを最小限に抑える事が出来る為、廃棄物を最小限に抑える事も可能です。
ソニア社は、ベンチトップ/研究レベルからロボットコーティングシステムを開発しており、クリーンで持続可能なエネルギーの未来の
一部として、新しい『最先端』の燃料電池触媒を作る為のプロセスのスケーラビリティを可能にしています。
更に、超音波スプレーノズルを使用した溶剤または懸濁液ベースのスプレーは、固体酸化物燃料電池材料のコーティングに利
用出来る可能性もあり、加熱された基板上でオーブンや炉などの熱い環境で使用する事が可能です。
ソニア社製超音波スプレーノズルは、アクセサリーを使用する事で色々な用途に使う事が出来ます。
一般的なスプレーノズルでは出来ない事を再現させる方法の一つとしてご検討下さい。

≪原理≫
超音波スプレーノズルの原理は、ピエゾセラミックの振動による超音波がノズル(アトマイザー)部に伝わり、そこで液体膜を振動させて、きめ細かい粒子を形成し噴霧します。
空気搬送治具を用いる事で、液体を自由自在に塗布させる事も可能です。
採血管の塗布に関するお問い合わせ、本商品に関するご質問等御座いましたら、弊社までお気軽にご連絡下さい。
尚、カタログのダウンロードはこちらからお願いします。
※ソノシス社の商品に関するお問い合わせ等は直接弊社までご連絡下さい。

≪主な用途≫
コーティング
乾燥
塗布

≪主な産業≫
研究所 / 大学 / 医薬 / 半導体 / 理化学機器

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