高速ラインの水滴除去(水切り)のノウハウ
高速ラインの水滴除去(水切り)のお引合いを多く頂いております。
ありがとうございます。
高速ラインと言っても色々な商品、工程があります。
例えば食品の缶の製造ラインや飲料のペットボトルの製造ラインなどがあります。
(勿論プリント基板の洗浄後の乾燥、自動車部品の洗浄後の乾燥もあります。)
一般的な事例はこちらからご確認ください。
その中でもなかなか聞けない高速製造ラインの鋼板の水滴除去のノウハウをちょっとブログに記載してみます。
まずはどのような場所で水滴除去が必要でしょうか?
==鋼板工程==
・冷間圧延機/往復(可逆式)圧延機
・洗浄ライン
・コイルコーティング ライン(ストリップ基板の片側または両側に塗布する連続プロセス)
・溶融亜鉛めっきライン
・電気亜鉛メッキライン
・錫メッキライン
・酸洗ライン
・焼鈍ライン
・スリットライン(金属加工)
殆どの場合、次の工程に行く前に乾燥させなければなりません。
特に製鉄所で製造された鋼板の下工程になればなるほど高速となります。
では、どのような形でエアーナイフやブロワーは据付られているのでしょうか?
色々な写真や情報がありますが、今回は掲載可能な写真のみにさせてください。
では、一番重要な仕様です。
それは…ここに資料を載せてあります。
昨今の電気代の高騰でランニングコスト見直しが必須となっています。
ブロー工程の多くはまだまだ問題を抱えている箇所が多々あります。
これと並行して労働時間の短縮(働き方改革)の影響で生産能力を上げるケースもあります。
色々な条件が重なりつつある中で生産ラインの高速化が求められているそうです。
今回は鋼板をメインをしたブログですが、他用途の水滴除去、水切り、乾燥もあります。
何か困りごとがありましたら、是非弊社までお気軽にご連絡ください。