マルチチャンネルジェット(エアーノズル)のFL-600Mとは?
レヒラー社製マルチチャンネルジェット(エアーノズル))は、フラットタイプのFL-600E、ラウンドタイプのFL-600Rが今でも根強いベストセラーとなっています。
フラットタイプですと、
・幅の狭いフラットタイプのFL-600H
・ステンレス製のFL-600ST、FL-600STW
・90度の角度がついたFL-600SY
・プラスチックの顔料や材質違いのFL-600S、FL-600PP
ラウンドタイプですと、
・材質違いのFL-600Z、FL-600B
・ピンポイントでブローするステンレス製のFL-600M4やFL-600M5
などがあります。
その中でも非常にユニークな商品がFL-600Mです。
写真ですと大きく見えますが、寸法は約45mmと小型エアーノズルです。
今回このFL-600Mに焦点を絞ってお話したいと思います。
マルチチャンネルジェットのFL-600Mは、ボディは真鍮、先端はPOM(プラスチック)で製造されている優れた商品です。
カタログではなかなか伝え難い先端箇所についてご説明したいと思います。
FL-600Mは8個の孔(スリット)で形成されており、オリフィス径は約1mmとなっています。
そのスリットから層流且つ直進的にエアーがブローされる構造となっています。
FL-600Mはピンポイントでブローする事も目的に作られたエアーノズルです。
昨今ではレーザー加工を行う工作機器のレーザー部分の潤滑油飛散、ダスト防止用に採用されています。
先端がプラスチック製という事で誤ってドリルやカッターが接触しても破損するのはエアーノズルです。
備わ値、破損防止用として重宝されています。
広範囲をブローするエアーノズルも必要ですが、このようにピンポイントでブローするエアーノズルも実は大きな役割を果たしています。
適材適所にその役割を果たせる“選手”がいる事で、そのチームの勝利に貢献をする事間違いなしです。
一般的なエアーノズル(エアーガンの先端)と違い、低圧でも高い衝撃力を得られるエアーノズル、如何でしょうか?
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