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Sonic(ソニック製ブロワー&エアーナイフシステム)

遠心ブロワーの種類と用途をわかりやすく解説!

ソニック社製ブロワー(遠心ブロワー(渦巻き型ブロワー))

Sonic Air Systems社の社長が面白い記事を書いていました。
ちょっと掻い摘んで日本語にしてみましたので、お時間がある方はご一読ください。
乾燥用ブロワーとして生み出された渦巻き型ブロワー(一般的には遠心ブロワー)についてです。

ソニックブロワー (centrifugal blower)全機種 メンテナンス

ソニックブロワー (centrifugal blower)全機種

産業用エアーブロワーの中でも、遠心ブロワーは最も汎用性が高く、さまざまな現場で活躍しています。
今回は代表的な遠心ブロワの種類とそれぞれに適した用途について簡単にご紹介します。
遠心ブロワーとは?
遠心ブロワーは、空気やガスを吸い込み、羽根車(インペラ)で加速・加圧して外部へ送り出す装置です。
流量や圧力の調整がしやすく、以下のような用途で広く使われています:
• 焼却炉などへの燃焼空気供給
• 集塵システム
• 水処理の曝気
• 空気搬送(希薄相)
• 冷却・加熱(低速〜高速)
• エアナイフによる乾燥・除去
• 真空システムやガス処理

主な分類:低圧型と中圧型
低圧型:約0.2~1.0PSIで比較的低圧で広範囲に対応
中圧型:約1.0~4.0PSIでより高圧で効率的な処理が可能
この範囲のブロワは、最も多くの産業現場で使用されており、コストと性能のバランスに優れています。

設計のポイント
遠心ブロワの性能は、インペラとハウジング(外装)の設計によって大きく左右されます。
• インペラ:後方カーブ型が主流。効率的な空気加速が可能。
• ハウジング:スクロール型(渦巻き型)が広い流量帯に対応。ターボ型は高効率だが狭い流量帯に特化。

Sonic Air Systemsでは、鋳造アルミ製インペラとスクロール型ハウジングを組み合わせた設計を採用し、100〜3,500 CFM、0.5〜3.75 PSIの性能を実現しています。

まとめ

遠心ブロワーは、空気流量と圧力の調整がしやすく、設計次第で多様な用途に対応できます。
特に低〜中圧の範囲では、スクロール型ハウジングと後方カーブ型インペラの組み合わせが、コストと性能の両面で最適です。

弊社にはデモ機が御座います。
一度見てみたい!感じてみたい!
なんでも結構です。
弊社までご連絡ください。

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