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事例紹介

超音波スプレーノズル 事例01 採血管内部薄膜コーティング

昨今、コーティングや塗布に使用する液体が高価になる中、安全で低コスト、環境にやさしい生産が超音波スプレーを使うことで実現できます。
アメリカのソニア社が開発した超音波スプレーノズルです。
超音波技術により従来の塗布方法である加圧式より形成された液体粒子に流速がないことで様々な利点があります。
粒子に速度がないことでディバイスなどのコーティングをする範囲や層の形成も容易にコントロールする事が可能となります。
このような特性から、採血管やバイエル瓶のような内部の薄膜コーティングが必要な用途に最も適しています。

その理由は
・転送効率が高いことで、投入される試剤の量を一定にでき、生産コストも低くすることができます。
・試剤の量を一定にできることでGMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)やISO13485などの認証を取得し易くなります。
・溶剤を使用しないことで、安全で低コスト、しかも環境に優しく生産が実現できます。

ソニア社製超音波スプレーノズル

導入事例

ソニア社は導入前に試験管を用いた内部薄膜コーティングのデモを行いました。

超音波スプレー方式は、無駄な液体の飛散を抑え、より効果的に塗布させる事が出来ます。
故に、液体噴霧に掛かる費用の削減、採血管やバイエル瓶の生産向上、環境改善に繋がる商品となっております。

原 理

超音波スプレーノズルの原理は、ピエゾセラミックの振動による超音波がノズル(アトマイザー)部に伝わり、そこで液体膜を振動させて、きめ細かい粒子を形成し噴霧します。
空気搬送治具を用いる事で、液体を自由自在に塗布させる事も可能です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLFwJbGQJIS9JyMlESI1AZOu1ZTutN21T3
採血管の塗布に関するお問い合わせ、本商品に関するご質問等御座いましたら、弊社までお気軽にご連絡下さい。

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