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事例紹介

超音波スプレーノズル

ステントはアテローム動脈硬化性プラークによって狭くなった動脈を広げ、冠動脈に血管を移動させるために差し込みます。しかし、血管内で細胞の再生や脈管管腔内の内皮細胞が不十分な患者の20%は、再狭窄として知られる動脈閉塞の再発が引き起こります。
過去10年間、従来の血管形成と比べると、ステント技術は閉塞や再狭窄の防止に大きく貢献していることが明らかです。
薬剤溶出薬品の発達および導入に伴い、ステントはステント再狭窄を著しく減少させることや血行再建術への必要性により、冠動脈疾患の治療に革新をもたらしました。
しかし、溶剤溶出薬品の使用が劇的に増加したことにより、主にステント血栓症が懸念されるようになりました。再狭窄や血栓症は様々な要因で引き起こるため、薬品運送器具および医薬品を含む理想的なステントコーティングは血栓形成や炎症反応、平滑筋細胞の増殖を防ぐだけでなく、再内皮化プロセスを促進させなくてはなりません。

皮下用溶剤搬送治具

ソニア社の超音波スプレーノズルは正確で均一に薄くコーティングでき、比較的狭い範囲に良質で微細な粒子を生成します。生体適合成の向上や薬品運搬だけでなく再狭窄および血栓症の防止に適しています。
ソニア社のスプレーノズル用の皮下用溶剤搬送治具は、溶剤をノズル先端上で分散させ、少量のガス流でオリフィスの中心から粒子を集めます。医療機器や小型機器をコーティングするための液体沈殿の制御に使用できます。NSシリーズの40,60,130kHzのノズルに使用できます。

ピンポイントスプレー治具

超音波スプレーノズルは良質で微細な粒子を生成し、医療用コーティングおよびその他の小型精密機器へ均一に塗布することができます。このノズルのスプレー速度は遅く、高価な薬品を最小限で薄く塗布することに適しています。
超音波ノズルは医療精密器具のコーティングや製造用途だけでなくステントコーティングでの使用に優れ、スプレー速度や粒子径を優れた再現性で提供し、また、塗布剤の消費を大きく削減します。

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