切断火口の外部混合と内部混合の違い

先日のブログが思っていた以上に反響だったので、ちょっとだけ切断火口について書かせて頂きます。

トーチカッティングマシン (TCM)
≪歴史的背景≫
・初期の切断ノズルは、2~3個の部品で構成
・Mr. H.K.Lotz氏が内部混合型の1体型ノズルSDSシリーズを開発

切断火口(内部混合型)
・SDSシリーズは、鉄鋼業界で最も一般的な切断ノズルで世界標準となる
・切断酸素圧力は1MPaです。
・この特性をもった商品の特許権は切れたものの、同等品の製造は本家とその分家のみ製造可
・某欧米メーカーが外部混合ノズルを開発
・シュラウド付きの外部混合ノズルを開発
・弊社取扱切断火口メーカーも開発に成功

切断火口(外部混合型)
と、いう流れですが、国内ではまだ内部混合型切断火口が主流です。
その理由としては、保守的な環境もそうですが問題が発生していないのも要因の一つです。
ただ、その切断面を1mm改善することで大きなコストダウンにも繋がることも多々あります。
※現在ノズルのカタログ(日本語版)を制作中です。ご必要な方はこちらからご連絡ください。
操業条件や使用環境もそうですが、このような切断火口の開発をしている会社の一つであることを頭の片隅に入れておいてください。
本商品に関するご質問等御座いましたらこちらからご連絡ください。