【Lechler】レヒラー社製排煙脱硫装置用セラミックスプレーノズルによる問題解決
石炭火力発電所から発生する硫黄酸化物を効率良く除去する為には?
レヒラー社製Twin Absorbで出来る事
SDGsの流れによる石炭火力発電所の新規建設は今後少なくなると思われます。
新しい方法としてソーラーパネル、そして原子力など石炭火力発電所に代わる代替エネルギーの建設も急務となります。
しかし代替エネルギーに直ぐ転用、交換とはいきません。
まだまだ既存の石炭火力が必要ですが、この発電を維持しながら環境対策を行っていく必要があります。
そこでレヒラー社は、約140年以上の歴史から学んだスプレーノズルの常識、知見、研究、成果による新しいスプレーノズル方式を確立しました。
それがTwin Absorbノズルです。
※Twin Absorbはレヒラー社の登録商標であり特許品です。
昨今、脱硫効率を向上させる為に必要な事はそのスプレーノズル1つの粒子径の大きさが重要視されてきました。
◇粒子径の大きさ
・2つ孔のスプレーノズルを制作
・スプレーノズル角度を最大120°にしたスプレーノズルの制作
・1個のスプレーノズルで作り出す粒子径の大きさには限界があります。
そこで噴霧したスプレーをぶつけ合う事で生じるSecondary Atomization(二次霧化)を検討したスプレーノズルの制作
※この粒子径はノズルで形成された粒子径より小さくなります。
◇ガス層形成
一般的なスプレーノズルでは、塔内で発生するガスが一定方向の為、偏ったガス層を形成します。
Twin Absorbスプレーノズルは、スプレーされた液体が一つは右回り、一つは左回りと乱流を作る為、ガス流が乱れ、偏りを生じさせる事はありません。
即ち、効率良く脱硫を行う事が出来ます。
このシリーズは世界中の既存、新規プラントに着々と採用されています。
この商品は世界主要各国の石炭火力発電所で既に据付、稼働されています。
新規採用は勿論、既存の発電所へ導入をご検討されるお客様の為にご一読して頂きたい資料はこちらとなります。
近い将来になりますが、電気使用量は今まで以上に必要となります。
代替エネルギーは勿論、節電、省エネ等も行いつつ、既存の電力にまだ頼らなければなりません。
その中でも排煙脱硫装置の改善、改良をご検討の方は是非一度、レヒラー社にご相談下さい。
また、弊社YouTubeに最新の大円脱硫装置用セラミックスプレーノズルの動画が御座います。
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