【TIC】失敗から学ぶ成功例(省エネ / 乾燥 / 水切り)
弊社では毎週火曜日にメルマガを配信しております。
様々な事例、経験談、セミナーの紹介やメーカー情報など貴社のお役に立てそうな情報を提供しております。
※弊社メルマガはイプロス経由で頂戴した情報で発信しております。
是非、ご興味が御座いましたらご連絡をお願いします。
久しぶりのブログ掲載となります。
ここ最近ではSDG’s関連の商談が多くなっております。
その中でも省エネは永遠のテーマです。
特に乾燥に掛かるエネルギー費用は徐々に値上がりの傾向です。
メルマガでは成功例(例:ブロワーによる代替成功例、エアーノズルの代替成功例)を配信、今回は少し変わった成功例(?)をブログでお伝えしようと思います。
- 工業界での乾燥方法は一般的に
①熱源を使用した乾燥(乾燥機、乾燥炉など)
②コンプレッサーやブロワーをエアー源にしてブローする方法(エアーノズル、エアーナイフ)
③商品を遠心分離機等で水分を取り除き乾燥させる方法(脱水方式)
④自然乾燥など
があります。
弊社はこの中で②に当てはまる商品を揃えております。
コンプレッサーとエアーノズルを使用した時のブロー方法(マルチチャンネルジェット)
ブロワーとエアーナイフを使用した時のブロー方法(ソニック社製ブロワー&エアーナイフ)
です。
今回の切り口は少々メルマガと異なりますが、失敗例から学んだ事例となります。
貴社の乾燥工程の参考になれば幸いです。
某不織布メーカー問い合わせ:
工場で生産した不織布を乾燥炉で完全乾燥をさせていました。
乾燥炉は高温且つ長時間使用するので、この電気使用費を抑える事を目的として、ブロワーとエアーナイフに置き換える事が出来ないか?という相談でした。
また、既存ラインへの導入の為、ブロワーとエアーナイフを取り付ける場所に制限がありました。
結論からいうと、エアーノズルの配置の問題、ブロワーに使える電流値の問題なので推奨したブロワー、エアーナイフの導入は見送られました。
しかし、お客様より『ある程度の水分を除去出来れば、残りを温度を下げた乾燥炉で完全乾燥は出来るのでは?』というコメントでした。
このようなお引合いは初めてでしたので、我々にも経験がありません。
詳細は割愛しますが結果は大成功でした。
不織布に含まれたいた水分を100%とすると、ブロワーとエアーナイフで約60%の水分量を取る事が出来ました。
これに乾燥炉の温度下げた状態でも完全乾燥をする事が出来ました。
この省エネ対策は見事成功し、年間の電力費を大幅に削減する事が出来ました。
このように乾燥炉とブロワーを共存させて行う方法も御座います。
なかなか『完璧な事例』をお伝えする事が難しい用途も正直御座います。
貴社の用途もその中の一つかも知れませんが、このような使い方も御座います。
一度、何か乾燥に関する問題等御座いましたらご一報頂ければ幸いです。
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